モテないし暇だから宗教でも始めようとした話し
宗教に入信しようと思った
少し前のこと。
休日、彼女もいないしモテないしあまりに暇で退屈をもてあましていた僕チンは、
そうだ、なんか宗教やろ、と思い立った。
趣味もないし、本当にやることがなかったのである。
宗教について
宗教。
なんかうさんくさいし怪しいし、何かにつけて金金金で洗脳されて骨までしゃぶりつくされるイメージであるが、まぁ、そんなことを考えてるのは組織の一部の面々であってふつーに宗教やってる人に悪い人はいない。
神様信じてるんだもん、優しい人が多そうで素敵じゃん。
オカルトは嫌いじゃないし、金をかけずに大学のサークル活動みたく楽しくできたらいいな~と軽い気持ちで自分に合った宗教を探しをはじめた。
組織の大小問わず、いいところがあったら本気で入信するつもりだった。
そうして色々調べているうちに、初期仏教に興味をもった。
初期仏教
言わずと知れたことだが、仏教とはえらい昔にお釈迦様が始めた宗教である。
キリスト教、イスラム教に並ぶ世界三大宗教の一つとして超メジャー。
その初期は、神に祈りを捧げる偶像崇拝はなく、又、生まれ変わりや死後の世界を意識したりもせず、生ある今、自分がどう在るか、生き方を学ぶ哲学のようなものだったらしい。
偶像崇拝がない。死後も謳わず、現世におけるよりよい生き方を純粋に説く。
教祖も神もいない。
そんな宗教があるのか? と思った。
釈迦すげー、マジリスペクト、天才すぎだろ。
そして、これならやってもいいかな、と。
で、探した。初期仏教をそのまま取り入れてる宗教団体を。
が――、なかった。
宗教ってやつぁ
偶像崇拝偶像崇拝偶像崇拝。
教祖マンセー。
どこもかしこも金金金で洗脳&洗脳。
言うこと聞かないと天罰が下るこれをやらなければ地獄に落ちる。
ってなもんで、仏教の派生系宗教も釈迦の教えどこへやら、ひとつとして僕が求める宗教は存在しなかった。
ここそうかな? と思ったところもよくよくと調べると違った。
……
僕は天を仰いで目蓋をそっと閉じた。
まとめ
世の中、神も仏もありゃしない。
宗教なんてやめだ。
彼女もいないしモテない日々をまた僕は退屈に過ごすのでした。
みなさんも宗教を始める時はよく調べてからやるようにしましょう。